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腸内細菌で性格が変わる!?

これまで遺伝子の問題と考えられていた性格の違いに、
実は腸内細菌も関わっているのではないかとの見方が、近年注目を集めています。

きっかけとなったのは、マクマスター大学(カナダ)の医師、プレシミル・ベルチック博士の研究。
ベルチック博士は、性格の異なるマウスを使って、ある実験を行いました。

A)臆病なマウス
B)好奇心旺盛な活発マウス
を高さ5センチの台に乗せ、降りるまでの時間で警戒心を測ります。
すると、B)活発マウスは約17秒で降りたのに対し、A)臆病マウスは5分経っても降りる事ができません。

そこで、両者の腸内フローラをそっくりそのまま移し替えてみました。
A+)臆病なマウス+活発マウスの腸内フローラ
B+)活発マウス+臆病マウスの腸内フローラ
で同様の実験を行ったところ、
A+)は前回よりも早く台から降りられたのに対し、B+)は前回の倍以上の時間がかかったというのです。

腸内フローラの違いは、食生活に大きく影響されますから、
性格の違いは食生活の違いといえるのかもしれません。

性格の違いは食生活の違い!?

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