朝の白湯が体を温める
2010年を表す漢字は「暑」となりましたが、
それでも、寒い冬はやってきます。
特に冷え性の方にとっては、つらい季節の到来ですね。
「冷えは万病のもと」と言われ、体が冷えると血流が滞り、
それが体調不良や重大な病気などを引き起こすとされています。
冷えは体が発するSOSなのです。
また、漢方では「気・血・水」の三つのバランスが乱れることで冷えが生じると考えられています。
冷え性でお困りのあなたには、朝起きがけに“白湯”を飲むことをおすすめします。
お湯の温度は体温より高ければ、何度でも構いません。
白湯が動きのにぶい胃や腸を流れることで、腸管の動きを活発にしてくれます。
朝は一杯のコーヒーから始まる、なんて方も多いようですが、
コーヒーやお茶にはカフェインが含まれるため体を冷やしてしまいます。
一番最初に体に入れる水分は、白湯に変えてみると良いでしょう。
体を温めて、健やかな体を作りましょう。