バイオジェニックスとは
腸内環境に関連する機能食品はいろいろありますが
東大名誉教授の光岡知足先生は次の3つに分類するよう提唱しています。
● プロバイオティクス
腸内細菌のバランスを活性化させる生菌や、生菌を含む食品の総称です。
代表格は乳酸菌、食品で言えばヨーグルト、キムチ、納豆、醤油、味噌など。
残念ながら、生菌は口から摂取してもほとんど腸内にたどり着けません。
また、たどり着いても一定期間が過ぎると便とともに体外へ排出されてしまいます。
● プレバイオティクス
ビフィズス菌や乳酸菌など善玉菌の増加を助け、活性を高めることで体に良い作用を
及ぼす、難消化性成分の総称です。大腸までたどり着けるのが特徴。
代表格は、善玉菌のエサになるオリゴ糖。食物繊維も含みます。
昆布やワカメに含まれるアルギン酸や、こんにゃく芋や山芋のグルコマンナン、
フルーツのペクチンなど水溶性食物繊維も善玉菌のエサになります。
不溶性食物繊維は、善玉菌のエサになりませんが、善玉菌の増殖場所になります。
● バイオジェニックス
腸内で微生物が行う分解・発酵を、人体の外で行い、生産された有用物質です。
プロバイオティクスやプレバイオティクスは、腸内フローラに働きかけますが、
バイオジェニクスは直接、生体機能に働きかける点が大きな違いです。
バイオジェニックスを摂ることで、腸は腸内環境の状況に左右されず、
体に良く、安定化した有用物質を直接得ることができるのです。
乳酸菌生産物質は大豆を絞った豆乳の中で
12種類の乳酸菌と4種類の酵母を 共棲培養させてできたバイオジェニックス。
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