腸内細菌のバランスの乱れが喘息を悪化させる

特に子供に多く見られる「喘息」。
花粉症と同じく、喘息もアレルギー疾患ですが、このたび筑波大学の研究グループが
おどろくべき実験結果を発表しました。

腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させるというのです。

抗生物質を与えてマウスの腸内環境を人為的に悪化させると、
真菌(カビ)の一種である「カンジタ」が増殖します。
カンジタは「プロスタグランジンE2」と呼ばれる物質を作り出し、
それが血管を通じて肺に到達します。
すると、肺の免疫細胞「マクロファージ」が活性化し、喘息が悪化するというのです。

アレルギー疾患は、遺伝的素因や環境要因など複合的な因子により
発症することが知られていますが、腸内細菌のバランスの乱れによる真菌(カビ)の増殖
がその原因の1つとして加わったという事です。

近年、アレルギー疾患の増加傾向はとどまるところを知りません。
腸内環境を整える事は、深刻化しつつあるアレルギーの増加を食い止めるための
大きなファクターとなりそうです。

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